小林製薬「紅麹」サプリに検出されたプベルル酸、ネズミへの投与で致死率80%原因判明!

小林製薬が販売していた機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」から検出されたプベルル酸が、ネズミへの投与実験で致死率80%という衝撃的な結果が明らかになりました。健康被害との関連性が疑われるプベルル酸とは何なのか、そして今回の件で何が問題となっているのか、詳しく解説します。

プベルル酸とは

プベルル酸は、カビの一種であるアスペルギルス属が産生する天然の有機酸です。食品添加物としては使用されていませんが、一部の食品に自然に存在することが知られています。

ネズミへの投与実験結果

小林製薬は、紅麹サプリメントから検出されたプベルル酸の安全性について、ネズミを用いた投与実験を実施しました。その結果、体重1kgあたりのプベルル酸5mgを投与したネズミ5匹のうち、4匹が死亡しました。これは**致死率80%**という非常に高い数値です。

健康被害との関連性

小林製薬の紅麹サプリメントを摂取した後に、肝機能障害や腎機能障害などの健康被害が報告されています。これらの症状とプベルル酸の毒性が関係している可能性は否定できません。

小林製薬の対応

小林製薬は、紅麹サプリメントの自主回収と販売中止を発表しました。また、プベルル酸の安全性に関する調査委員会を設置し、原因究明と再発防止に努めています。

消費者への影響

今回の件により、小林製薬の紅麹サプリメントを過去に摂取した人は、健康被害の不安を抱えていることでしょう。体調に異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診することを推奨します。

プベルル酸の毒性に関する調査結果はまだ明らかになっていません。今後の調査によって、プベルル酸が人体に与える影響がより詳しく明らかになるでしょう。

小林製薬の紅麹サプリメントから検出されたプベルル酸は、ネズミへの投与実験で高い致死率を示しました。健康被害との関連性はまだ明らかになっていませんが、今後の調査結果に注目が集まります。

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