公開3日で興収2億3000万円、採算ラインに遠く及ばず…
人気俳優の初共演が話題となった映画「四月になれば彼女は」が、公開3日目にして早くも大コケの危機に瀕している。**3月22日(水)に公開された同作は、公開初週の興行ランキングで4位にランクイン。動員数は約16万3000人、興行収入は約2億3000万円と、ヒットラインと言われる20～30億円には遠く及ばない状況だ。
豪華キャストも虚しく
佐藤健と長澤まさみの初共演という豪華なキャスティングで、公開前から話題を集めていた「四月になれば彼女は」。原作は映画プロデューサー兼小説家の川村元気氏による同名の小説で、累計発行部数約45万部を誇る人気作品だ。
監督には、『余命10年』(2022年)で興行収入40億円を超えるヒット作を生み出した藤井道人氏が務め、脚本には『君の膵臓を食べたい』(2017年)で大ヒットを記録した脚本家・吉田智子氏が起用されるなど、製作陣も充実していた。
原作ファンからも厳しい評価
しかし、蓋を開けてみれば、観客からは厳しい評価が続出。
「原作のイメージと全然違ってガッカリ…」
「ストーリーが淡々としていて、途中で飽きてしまった…」
「佐藤健と長澤まさみの演技は良かったけど、脚本が残念…」
原作ファンからは、原作の世界観を忠実に再現していないという批判が多数寄せられている。また、ストーリー展開が単調で盛り上がりに欠けるという声も多く聞かれる。
大ヒットへの道は険しい
この状況を打開するためには、口コミによる評判の改善が不可欠だ。しかし、現時点では大ヒットへの道は険しいと言わざるを得ない。
果たして「四月になれば彼女は」は、逆転劇を演じることはできるのか？今後の興行収入の推移に注目したい。
佐藤健と長澤まさみ初共演映画「四月になれば彼女は」が、公開3日目にして早くも大コケの危機に瀕している。豪華キャストや人気原作にもかかわらず、観客からは厳しい評価が続出。今後の巻き返しは厳しい状況と言えるだろう。