関口宏、36年間務めたTBS「サンデーモーニング」を勇退!「喝!」と共に歩んだ歴史を振り返る

36年間の航海、ついに終着点へ

2024年3月31日、日曜朝の風物詩とも言えるTBS系情報番組「サンデーモーニング」で、長年総合司会を務めてきた関口宏氏が勇退した。1987年4月5日の放送開始から36年間、視聴者に日曜の朝と共に深い洞察と鋭い解説を届けてきた関口氏。番組最後の挨拶では、視聴者や出演者から惜別の拍手と「あっぱれ!」の言葉が送られ、感動的なフィナーレを迎えた。

視聴者を魅了した「喝!」と手作りフリップ

関口氏といえば、番組内で繰り出す「喝!」という言葉が代名詞だ。政治家や経済人など、権力者に臆することなく真っ直ぐな意見をぶつける姿は、多くの視聴者に支持された。また、自身で作成した手書きフリップを用いて分かりやすく解説するスタイルも好評を博した。専門用語を避け、分かりやすい言葉で説明する関口氏の解説は、複雑な社会問題を理解する上で大きな助けとなった。

番組を支えた多彩な出演者たち

関口氏を支えてきた出演者たちも、番組の魅力の一つだった。ジャーナリストの田原総一朗氏や、元防衛庁長官の久間章生氏など、各界の論客たちが議論を交わすコーナーは、番組のハイライトだった。意見がぶつかり合う場面も少なくなかったが、そこには常に相互理解と真摯な議論が根底にあった。

新たな船出、そして未来へ

関口氏の勇退は、番組にとっても大きな転機となる。4月からは、フリーアナウンサーの膳場貴子氏が新司会に就任し、新たな時代が始まる。長年培ってきた「サンデーモーニング」の伝統を受け継ぎつつ、どのような番組を作り上げていくのか、注目が集まる。

36年間、日曜の朝に「喝!」を届けてきた関口氏。その功績は計り知れない。新たな道を歩み始める関口氏と、新体制となった「サンデーモーニング」の今後の活躍に期待したい。

関口宏氏による36年間の航海は、ついに終着点にたどり着いた。しかし、その言葉と精神は、これからも多くの視聴者の心に残り続けるだろう。そして、「サンデーモーニング」は新たな船出を迎え、未来へ向かって進んでいく。

関口宏 プロフィール

生年月日: 1943年7月13日
年齢: 80歳
出身地: 東京都
学歴: 立教大学経済学部卒業
血液型: A型
身長: 170cm
体重: 68kg
所属事務所: 株式会社三桂

経歴

1963年: 俳優デビュー
1972年: テレビ朝日系「独占!女の60分」で司会デビュー
1977年: TBS系「クイズ100人に聞きました」で司会開始
1987年: TBS系「サンデーモーニング」で総合司会開始
2024年: TBS系「サンデーモーニング」を勇退
主な出演番組

TBS系「サンデーモーニング」
TBS系「クイズ100人に聞きました」
日本テレビ系「知ってるつもり?!」
テレビ朝日系「独占!女の60分」
受賞歴

1978年: 第1回日本アカデミー賞最優秀新人賞
1982年: 第4回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞
1994年: 第1回橋田賞
人物像

鋭い洞察力と的確な解説で知られる
政治家や経済人など、権力者に臆することなく真っ直ぐな意見をぶつける
自身で作成した手書きフリップを用いて分かりやすく解説する
関口宏の言葉

「喝!」
「人生は選択の連続である」
「大切なのは、常に学び続けること」

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