韓国、BTSの兵役延期を認める法律を可決

韓国の国会は火曜日(12月1日)、BTSのような世界的に認知されたK-POPアーティストの義務的な兵役を30歳まで延期することを認める法案を可決した。

北朝鮮対策の一環として、18歳から28歳までの健常者の韓国人男性は全員、約2年間の兵役に就かなければならない。

兵役法の改正は、国の文化的地位を向上させ、経済を活性化させるK-POPメガスターに例外を与えるためのものである。

韓国は28歳まで兵役を延期することを認めており、有名なクラシック音楽家やトッテナム・ホットスパーのソン・フンミン選手をはじめとするアジア競技大会でメダルや金メダルを獲得したスポーツ選手の兵役免除を認めている。

これまでK-POPスターは除外されていなかったが、新法案によって文化部長官が推薦した芸能人は30歳まで活動を延期することができるようになる。

BTSの最年長メンバーである27歳のジンは、7人組ボーイズバンドがK-POPの歴史を塗り替えようとしている今、入隊を間近に控えている。

2013年に結成されて以来、BTSはキャッチーで明るい音楽と歌詞、若者の力を高めることを目的とした社会的キャンペーンで、世界的なK-POPブームを牽引してきた。

最近、「ダイナマイト」で米国ビルボードチャート初のシングル1位を獲得し、K-POPバンドとしては前代未聞のグラミー賞にノミネートされた。

“この法案を共同執筆したチョン・ヨンギは「ポップアーティストは20代で最高の成果を上げる傾向があるが、多くのアーティストは大学院の学位を取得しなければならず、現役を後回しにしていた」とし、「BTSは20代で最高の成果を上げることができた」と述べた。

BTSの運営会社であるビッグヒットエンターテインメントは今回の法案変更についてコメントを求められても応じなかったが、ジンをはじめとするバンドメンバーは以前、必要に応じて兵役を遂行すると述べていた。

兵役は韓国では論争の的となっている。先月、地元のニュースソースが発表した世論調査では、回答者の約53%がBTSの特別待遇を支持したが、47%が反対した。

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