静岡県川勝知事の職業差別発言問題「問題発言かのごとき状況に驚き」

川勝知事、新入職員への訓示で職業差別発言を露見

静岡県の川勝平太知事が新入職員の入庁式で行った発言が、職業差別とも受け取れる問題となっています。川勝知事は、「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。

毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね」と述べました。

この発言は、第一次産業や第二次産業の従事者を蔑むとも受け取れ、新入職員への訓示という場での発言ということもあり、大きな波紋を呼んでいます。

川勝知事は2日午後6時から取材に応じ、「職業差別は皆無です、ありません。歓迎の言葉、励ましの言葉がこんなことになったというか、何か問題発言かのごとき状況になって本当に驚いている」と述べました。

川勝知事の発言は、新入職員を励ます意図で行われたものの、その内容が一部で職業差別と受け取られる可能性をはらんでいました。

知事は自身の発言について、「問題発言かのごとき状況になって本当に驚いている」とコメントしていますが、今後の対応が注目されます。

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